公益社団法人下関法人会では、国税庁の広報週間「税を考える週間」(毎年11/11~11/17)に併せ、下関納税貯蓄組合連合主催のコンクールに協賛し、優秀作品には下関法人会会長賞を贈呈しています。

令和元年度作文・習字の公益社団法人下関法人会会長賞受賞作品をそれぞれ2点ご紹介します。

 

令和元年度 中学生の税についての習字

【軽減税率】

公益社団法人下関法人会会長賞

山口県立下関中等教育学校 1回生 福森 渚 さん

【郷土を創る税】

公益社団法人下関法人会会長賞

下関市立安岡中学校 3年  原田結衣 さん

※表彰式はご欠席。後日贈呈致しました。

 

令和元年度 中学生の税についての作文

公益社団法人下関法人会会長賞

下関市立長府中学校 一年 八幡真央 さん

「私たちに身近な「軽減税率」について」

 私は「軽減税率」について調べました。私が調べようと思った理由は、私の祖父の前の仕事が「自営業」だったことから、私も無関係ではない、と思ったからです。また、今後の生活にも関わる話だと思い、知ったほうがいいと思いました。

 まず「軽減税率」とは何かというと、「物によって税率を変える」つまり、本当に生活の上で必要なものは税を「8%」から「10%」にひき上げない、というものです。例として8%のままの物をいうと、「米」「野菜」「肉」などです。場合によって変わるものもあり、店内で食べると10%、お持ち帰りをすると8%、またカルビーなどのお菓子は8%に対し、カード付(野球チップスなど)のお菓子は10%になる、というものなどです。
 冒頭で話したように私の祖父は、自営業を営んでいたので、軽減税率について、インタビューをしてみました。まず私は「軽減税率」についてどう思うか、を聞いてみたところ、祖父は「システム的に分かりにくく、税金が二種類(8%と10%)あることがおかしいと思う」と返答してくれました。次に、「お店のけい営側としてのデメリット」について聞いてみると、「とりあつかいが難しく、税金の話でお客様とトラブルになる可能性がある」と言っていました。最後に軽減税率がない場合、祖父だったらどのような案を出すかという質問に対して「生活に必要な物(米野菜など)は無税にする」というものでした。インタビューの結果は、けい営者側からは、あまりいいところがなく受け入れがたい、ということになりました。
 最後に、私が「軽減税率」について考えること、思うことは以前テレビで「税率が高い国ほど幸せな人が多い」と聞きました。ですが今の日本は、私のみるかぎりは、「軽減税率というふくざつな方法をとったりしています。税はしっかりとっているのに、周りの大人は、そこまで幸せそうではありませんでした。でも税がなければ、もっと不べんになってしまうと思います。なので、祖父の「一部は税をとらない」という考えも、軽減税率の「生活に必要な物はそのまま、それ以外はひき上げる」という考えにも、どちらも間違ってもないけれども、ベストな考えでもないと思いました。また、税金については、今の日本には、なくてはならない存在だと私は思います。税金がなければ、ゴミの収集は有料になり、医療費は高くなり生活が困難になると思ったからです。でも税金を上げすぎると国民の生活が苦しくなるので、ちょうどよいバランスも必要だと思います。こう考えると、税金は私たちの生活にふかけつであるとともに税金をはらうというリスクでもある、と分かりました。なのでこれからは税のことをイヤな存在だけでなく私たちの生活を、支えているものと考えて生活したいと思います。


公益社団法人下関法人会会長賞

下関市立夢が丘中学校 一年 西村 亮洋 さん

 

「税金の大切さを知って」

僕が税金は大切だと思うことができた理由は、今までの経験にあります。
 少し前までは、なぜ税金があるのだろう、 と思っていました。お店などに行って、商品の名前や値段がかいてあるプレートを見ても「税込」とかかれたものが多く、値段も高くなるのになぜ税があるのか、と思ったことがたくさんあったからです。でも、小学校や中学校での税に関しての経験を経て、税の大切さを知ることができました。

 最初に僕が税は大事なんだと思ったきっかけは、小学校の時の税に関しての特別授業を受けた時でした。僕は、この授業を受けて、所得税や消費税、法人税など、税に種類があることを知ったり、僕達児童が、いつも学校の授業で使っている机やいすは税金によって使うことができていることを知って、初めて、税は大切なんだと思うことができました。
 そのことを思い出しながらニュースを見ていると、消費税八%から十%に引き上がることについての話題がでていたので、税にも問題があるのかと思い、そのことについて調べてみることにしました。
 そのことについて調べた結果、税が引き上がる理由は主に高齢化が関係しているということがわかりました。現在の日本は、少子高齢化という大きな問題を抱えていて、現役世代の減少は税金や社会保険料などの国の収入を減らし、高齢者の増加は医療費をはじめとする社会保障費を増大させます。増え続ける社会保障費の財源を確保することが消費税増税が行われる目的の一つのようです。
 消費税が十%に増えるということは、例えば百均で売られているものが今まで税込で百八円だったけど百十円になる、ということになります。税を引き上げると、家計への負担が増えることも知りました。でも、それでも今まで調べたことを踏まえて、消費税を十%に引き上げる案が一番いいと思いました。理由は、もし十%に引き上げなかったら、この先医療やその他にお金が十分にいかなくなって、治療したりすることができなくなったりするかもしれないからです。この先の日本の未来のことを考えると、十%引き上げはがまんするしかないと思いました。
 今の税金の見方は、最初と比べてずいぶん変わりました。最初は税はいらないと思っていたけれど、税に関しての経験を経て、税はなくてはならないものだということに気付けました。そして現在、税金など国のお金が足りないことがわかったので、税金活動に協力して少しでも、日本国民全員が笑顔で暮らせる日本に近づいていけたらいいな、と思いました。