日本産業衛生学会「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド」の公開について

新型コロナウイルス感染症の問題は、徐々に収束に向かっているような印象を受けますが、諸外国でも制限を緩和したところ、再度感染者数が増加したという例が多く報告されていることから、今後も当面は対策を継続する必要があるのは間違いありません。

その対策に関し、一般社団法人日本渡航医学会と公益社団法人日本産業衛生学会は2020年5月 11日、「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド(第1版)」を作成し、公開しました。

この中には、発熱や風邪症状を認める者・感染した従業員の職場復帰の目安や職域の消毒に関する基本的な考え方、感染者および濃厚接触者への対応、在宅勤務とメンタルヘルスなどといった項目に加え、労務管理上の問題や様々な給付金等に関する情報、株主総会運営上の課題までまとめられています。

また巻末のQ&Aも非常に有用ですので、一度チェックされることをお勧めします。

 

◆日本産業衛生学会「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド」

https://www.sanei.or.jp/images/contents/416/COVID-19guide0511koukai.pdf